Nero BackItUp を利用して、既存のバックアップをベリファイすることができます。Nero BackItUp では、そのバックアップを使ってリストアプロセスを正常に実行できるかどうかがベリファイされます。このプロセスでは、データの完全性が確認され、バックアップされたデータがソースデータと比較されます。バックアップの直後にベリファイを実行するときに、バックアップの間にデータを変更していない場合は、この機能を使用してすべてのデータが正常にバックアップされたかどうかをベリファイできます(データのベリファイ)。   
バックアップをベリファイするには、次の手順を実行します。
1.
バックアップ]>[ベリファイ]メニューをクリックします。
à
バックアップのベリファイ]画面が表示されます。
2.
選択リストからバックアップを選択するか、[参照]ボタンを使用して別のバックアップを選択します。バックアップが FTP サーバー上にある場合は、[FTP を参照]ボタンをクリックします。
à
ベリファイオプションボタンが利用できるようになり、選択したバックアップに関する情報が表示されます。
3.
ファイルバックアップを選択した場合は、ファイルバックアップに使用するチェックタイプを指定してください。
1.
すべてのファイルがバックアップされたかをベリファイするには、[コンテンツによるベリファイ]オプションボタンを選択します。 
2.
バックアップしたファイルの CRC チェックサムと、元のファイルの CRC チェックサムを比較するには、[CRC でベリファイ]オプションボタンを選択します. 
3.
バックアップ後にファイルの変更があったかをベリファイするには、[変更日時でベリファイ]オプションボタンを選択します。 
4.
ドライブバックアップを選択した場合は、ドライブバックアップに使用するチェックタイプを指定してください。
1.
すべてのファイルがバックアップされたかをベリファイするには、[コンテンツによるベリファイ]オプションボタンを選択します。 
2.
バックアップの利用可能性をベリファイするには、[ファイルバックアップ形式のベリファイ]オプションボタンを選択します。 
5.
 Nero BackItUp backup now24 389988107 バックアップをベリファイする ボタンをクリックします。
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ベリファイが実行されます。
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ベリファイが正常終了すると、ベリファイの結果を通知するウィンドウが表示されます。

 

 
 
データベリファイ作業が正常に終了しました。」メッセージは、ベリファイしたデータにエラーがなく、リストアできる状態であることを意味します。 
データのベリファイプロセス失敗」メッセージが表示された場合は、ベリファイしたバックアップを使ってリストアプロセスを正常に実行できることは保証されません。 これにはいくつかの理由が考えられます。たとえば、バックアップファイルにエラーがある場合や、コンピュータ上に比較するデータがない場合などです。
 
 
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メッセージウィンドウが閉じます。これで、バックアップのベリファイは完了です。
バックアップ
コンピュータのデータを別の記憶域メディア
にコピーします。バックアップは、バックアッププログラムが提供する特殊なフォーマットで作成されます。
リストア
リストアとは、以前に作成されたバックアップコピーとバックアッププログラム(Nero BackItUp など)を使用して、データを以前の状態またはコピーデータに戻すことです。
CRC
巡回冗長検査(Cyclic Redundance Check)とは、データの転送またはコピー中に使用されるエラー検出手順のことです。最初に定義されたデータ量でチェックサムが計算され、データブロックと一緒に渡されます。処理が終了した後に、再度チェックサムが計算され、最初の値と比較されます。差があるときは、エラーが存在することを意味します。

バックアップをベリファイする