Nero BackItUp ImageTool を利用して、ドライブバックアップをリストアできます。Nero BackItUp ImageTool は、CD/DVD から起動するので、リストアの間はハードディスクはアクティブではありません。このため、Windows で Nero BackItUp を利用したリストアと比べて、セキュリティが大幅に向上します。ただし、［ドライブバックアップリストア］を利用して、ドライブバックアップの個々のファイルを選択することはできないため、ドライブ全体をリストアすることになります。ファイルを個々に選択したい場合は、［バックアップからファイルを展開］機能を選択してください。
ハードディスクまたはパーティションをリストアするには、次の手順を実行します。
- 1.
- ［リストア］＞［ドライブバックアップリストア］ボタンをクリックします。
- à
- ［リストアするバックアップを選択してください］画面が表示されます。
- 2.
- バックアップを使用できるようにするには、次の手順を実行します。
- 1.
- バックアップがディスクにある場合は、ドライブにディスクを挿入します。
- 2.
- バックアップがハードディスク、ネットワークドライブ、またはリムーバブルメディアに保存されている場合は、コンピュータがそれぞれのドライブにアクセスできることを確認してください。
- 3.
- バックアップを選択します。リストアしたいバックアップが表示されない場合は、［参照］ボタンをクリックして検索します。
- à
- バックアップの詳細が、下のエリアに表示されます。
- 4.
- バックアップがパスワード保護されている場合は、［パスワード］入力フィールドにパスワードを入力してください。
- 5.
- ［次へ］ボタンをクリックします。
- à
- ［リストアしたいものを選択してください］画面が表示されます。バックアップした全パーティションを含むハードディスク、またはバックアップしたハードディスクのパーティションが表示されます。バックアップされていないパーティションは、淡色表示されます。
- 6.
- リストアするハードディスクまたはパーティションを選択します。
- 7.
- リストアするハードディスクまたはパーティションにオペレーティングシステムが含まれている場合や、コンピュータの起動時にオペレーティングシステムを起動したい場合は、MBR をリストアするために［マスターブートレコード］チェックボックスを選択してください。
- 8.
- ［次へ］ボタンをクリックします。
- à
- ［リストアする場所の選択］画面が表示されます。
- 9.
- バックアップを元のパスにリストアする場合は、［オリジナルのパスにリストア］オプションボタンを選択します。
- 10.
- バックアップがリストアされる場所のパスを自分自身で指定するには、［カスタムパスへリストア］オプションボタンを選択します。
- 11.
- ［次へ］ボタンをクリックします。
- à
- ［リストア設定画面を確認してください］画面が表示されます。
- 12.
- ［リストア開始］ボタンをクリックします。
- è
- リストアが実行され、最終画面が表示されます。タスクバーで、処理の進行状況を確認できます。
| マスターブートレコード MBR |
マスターブートレコード（MBR）は、ハードディスクの最初のセクタにあります。このレコードにはオペレーティングシステムを起動するブートファイルが含まれます。また、ドライブのパーティションも定義されています。